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不妊治療 Reproduction

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体外受精

胚凍結・胚融解

体外受精で得られた胚は、一旦凍結保存しておき、のちの周期で少量ずつ移植することができます。
凍結胚の利用によって、患者さんの負担が軽減され、採卵周期当たりの妊娠率を向上させることができます。また、1回の移植胚数を減らすことで、多胎妊娠の防止にも役立ちます。さらに、卵巣過剰刺激症候群や子宮内環境不良などの理由で新鮮胚を移植することが不適当な場合、全ての胚を保存して、その後の自然周期や外因性ホルモン投与による子宮内膜作成周期で移植することができます。

胚をそのまま凍らせたのでは胚は破壊されてしまいますので急速凍結法という方法で実施しています。この方法は胚を高濃度の凍結保護剤で処理した後にガラス化溶液に浸し手早くクライオトップといわれる胚を保持するものに乗せ直接液体窒素(-196℃)に中に投入し急速に冷却します。それをケーンと呼ばれるものに入れた後に液体窒素保存用タンク中で保存します。
凍結された胚は液体窒素中で半永久的に保存可能ですが、日本産婦人科学会の指針では生殖可能年齢までとなっております。当クリニックでは保存期間は1年までとしており、1年毎に更新としております。

フリーズオール(全胚凍結)のメリット

当クリニックでは全胚凍結を行っております。
全胚凍結法とは、排卵誘発→採卵→媒精(もしくは顕微授精)→胚盤胞培養して出来た良好胚盤胞を全て凍結し、その周期での胚移植は実施せず、別の周期に子宮の着床条件を整えて融解胚移植する方法です。

凍結胚移植法の利点は、
1 違う周期に安定した子宮の着床条件下で胚移植できること
2 胚盤胞まで培養されているので妊娠率が高い
3 残った胚はそのまま保存して、次の妊娠に使うことが出来る
4 若い年齢の胚を残す事が出来るので妊娠には有利である
5 ほとんどの場合は複数卵子が取れるので、自然周期採卵のように何回も採卵をしなくても済む
などが挙げられます。

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つばきウイメンズクリニック

〒791-1104 愛媛県松山市北土居5丁目11番7号
TEL 089-905-1122 FAX 089-905-1102

理事長・院長 鍋田 基生
診療科目 産婦人科・新生児内科[小児科医師常駐]
麻酔科・生殖医療科[IVF]
泌尿器科[男性不妊]・女性医療科
診療時間
男性不妊外来 月1回・完全予約制
土曜 15:00〜17:00・日曜 9:00〜11:00
休診日 日・祝日・水曜日午後
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ISO 9001
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JISART(日本生殖補助医療標準化機関)
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