不妊治療 Reproduction
より踏み込んだ検査で原因を究明、
さらなる可能性を探ります。
AMH[抗ミュラー管ホルモン]
「卵巣年齢を計る検査」と言われ、血中AMH値は、卵巣内にどれぐらい卵の数が残っているか、つまり卵巣の予備能がどれほどかを判断する目安となります。
子宮内フローラ検査
子宮内細菌環境を検査し、結果に応じて抗生剤やサプリメント等を使用して子宮内フローラを健全な状態にしていくのが、子宮内フローラ検査の目的です。
慢性子宮内膜炎
慢性子宮内膜炎[CE]は着床障害との関係性が指摘されており、CE治癒後には妊娠成績が向上するという報告もされています。CEを発見し治癒することは、着床障害に対しての有効な治療となる可能性があります。
ERA[子宮内膜着床能検査]
反復着床障害で悩まれている患者様は着床のタイミングがズレている可能性が考えられます。そうした最適な移植時期を調べる検査がこのERAです。
PGT-A[着床前診断]
着床前胚染色体異数性検査[PGT-A]は、体外受精で得られた受精卵(胚)を子宮に戻す(胚移植)前に、妊娠不成立や流産の原因となる胚の染色体異常の有無を調べる検査です。
Th1/Th2検査
反復着床不全の原因の一つとして免疫異常が考えられており、その一つが1型ヘルパーT細胞(Th1)と2型ヘルパーT細胞(Th2)の比率の異常です。採血によって、Th1/Th2の比率を測定し、Th1高値の方へはタクロリムスなどを用いた治療を実施していきます。